子供の子育てをしていると、学校から様々な病気を持ち帰ってこられて、
精神的にも、体力的にも疲弊してしまったことはありませんか?
その中でも、私の中で強敵だったヤツがいます。
それは、アメリカ生活で今まで2回経験した「アタマジラミ」です。
「アタマジラミ」と聞くと、
え?シャワーしてないから?不潔だから?
という印象がある方も少なくないはずです。
ですが、決してそういうわけではありません。
私も、そういった印象がありました。
恥ずかしながら、間違った知識や印象を持ったまま生活していました。
さすがに2回経験すると、2回目の対応は1回目の時に比べてスムーズになりました。
人生、何事も経験値の積み重ねですね。
感染してもパニックになる必要はありません!対策方法はあります。
今回は、アタマジラミに関しての基本的な知識と対策についてご紹介していきます。
アタミジラミ ⁽Head Lice⁾ とは?
アタマジラミとは、人間の頭皮に寄生して血を吸う小さな昆虫です。
英語でなんていうの?
Head lice ⁽ヘッドライス⁾: アタマジラミ
Lice ⁽ライス⁾: シラミ ⁽複数形⁾
Louse ⁽ラウス⁾: シラミ ⁽単数形⁾
Nits ⁽ニッツ⁾: アタマジラミの卵
以下が主な特徴になります。
- 頭皮の吸われた部分でかゆみを起こす
- 血が吸えないと2~3日で死ぬ
- 3歳から11歳の子供に寄生することが多い
- 髪の根元に白っぽい粒の卵を産みつける
- 人間にしか寄生できない
- 人間の頭髪にだけ生息
学校やデイケア⁽保育園⁾に通うお子様がいらっしゃる場合、校内で感染者が確認されると学校から報告を受けることがあります。
私は前回、娘が感染して駆除が終わった後、彼女と同じ学校に通う友達のママと話したときに
「そういえば、学校でアタマジラミの感染者がでた言ってたわね」と聞いて。
聞いてないですー泣 となりました。
もっと早く聞いていれば、子供の髪の毛を確認したりして、ひどくなる前に感染を防げたと思うのですが、、
どこから感染するの?
アタマジラミは人を介して、既に感染している人との接触によって感染します。
誰にでも感染する可能性がありますが、主に、3歳~11歳くらいの子供たちの間で下記のような感染経路で広がることが多いです。
- 頭同士の接触
- 身の回りの寝具、衣服、帽子、ブラシなどの共有
アメリカでは、アタマジラミの感染する原因を「Head-to-head contact」と説明します。
アタマジラミの発生に時期はありません。年中無休で活動しています。
特徴として、暖かくなると活動が活発になるようです。
よくある誤解なのですが、アタマジラミは不潔だから感染するわけではなく、
清潔にしていても感染することはあります。
娘が、初めて感染したときは、夫の兄弟家族が滞在していたホテルの寝具にひそんでいたか、親戚の中で既に感染者がいたのが原因で感染しました。
あなたのお子様がいつも以上に頭を掻いていることがあったら、顔回り、襟足の髪の毛の根元をチェックしてみましょう。
アタマジラミのライフサイクル
アタマジラミの一生は、ほぼ一カ月で終わります。
ですが、その間に大量な卵を産みます。これを除去するのがまた大変な作業です。
以下に、簡単なアタマジラミのライフサイクルを説明しています。
- 0日髪の毛に約0.5㍉くらいの卵を産みつける

- 6-7日6〜7日でふ化して、シラミが生まれる
- 8-9日ふ化して2日後に1回目の脱皮
- 11-12日ふ化して5日後に2回目の脱皮
- 16-17日ふ化して10日後に3回目の脱皮
- 17-19日3回目の脱皮で体長約2-4㍉の成虫になり、オスとメスは繁殖スタート

- 19-32日交尾して1〜2日後にメスが最初の卵を産む
- 19-32日メスはその後 約16日間、1日3〜8個くらい卵を産み続ける
- 32-35日約32〜35日生きて、一生を終える
上の画像のように、アタマジラミは卵を含め、肉眼で見えます。
感染したときの駆除方法・対策は?
もし、家族内で感染者が出て、頭にアタマジラミの成虫・卵のようなものを発見した場合、
成虫は、吸血するため、頭皮に近い位置にいることが多いです。
卵は、フケとの見分けがつきずらいことがあるので下記に違いをまとめました。
| アタマジラミの卵 | フケ | |
|---|---|---|
| 髪 | しっかり接着している | ふわっとのっている |
| 指・ブラシでとる | 簡単にとれない | すぐに落ちる |
| 色 | 白〜半透明 (孵化前は少し茶色っぽい) | 白っぽく粉っぽい |
| 形 | 細長い楕円形 | 不規則でバラバラ |
| 場所 | 髪の根元 (頭皮から1cm以内) | 頭全体に出やすい |
対処法①毎日洗髪とブラッシング
見つかった日から毎日10日間は、洗髪とブラッシングをしましょう。
お子様が感染した場合、子どもだけでの洗髪は、届かない箇所もあり、不十分なため、大人が洗髪の手助けをすることをおすすめします。
アタマジラミに対応した専用のシャンプーを利用すると早く駆除できると思います。
アタマジラミは飛びません。そのため、人から人へ飛び移ることもありません。
頭髪から落ちた後、元の場所に這い上がることもありません。
ブラッシングでシラミが肩に落ちたり、床に落ちたりするのが気になる方は、使い捨てのビニールシートを引いたり、大きいごみ袋の底になる部分に、頭が入るくらいの穴を開けて、その穴に頭を通して被るといいでしょう。⁽なんちゃってカットクロスの出来上がりです⁾
ブラッシングは以下のような専用のコームで行います。

- 歯が細かいので卵が引っかかる
- 頭皮ギリギリまで入る
- プラスチックより金属の歯のほうがおすすめ
- 卵まで確実に取るためのつくり
専用コームを使ってブラッシングするときは、髪の毛が濡れた状態のときにしましょう。
色々な角度から、少量の髪を根元から何回もブラッシングして、ブラッシングごとにキッチンペーパーなどにふき取るか、洗面器でコームを水洗いしましょう。
次に、私がアメリカで利用したことのある市販の商品をご紹介します。

Nix Complete Lice Treatment Kit
- コーム・スプレー付き
- 殺虫成分あり(ペルメトリン)
- 薬品の匂いがきつい
- 使用後、髪が痛む
- 徹底除去したい人におすすめ
- 価格:30ドル前後

Nix Ultra Lice Treatment
⁽All-in- One- Shampoo⁾
- シャンプーのみ
- 化学殺虫成分なし
(窒息させて駆除) - 薬品の強い匂いはしない
- 価格:30ドル前後
アタマジラミの駆除に特化したシャンプー・リンスは値段も思った以上に高いので躊躇するかもしれませんが、完全に駆除を目指すならケチらずにたっぷり使いましょう。
アメリカでNixのシリーズは、「Pediatrician Recommended」小児科医推奨ブランドとして、知られています。他にも色々な組み合わせの商品があります。
2回目の感染で、シャンプー・リンスをできるだけ子どもに、自然で優しいもので対処したいと思うようになり、下記の商品をアマゾンより購入してみました。

MAYDAY Lice Prevention
Shampoo & Conditioner Set
- 毎日使える「予防タイプ」
- シラミがつく前にブロックできる
- 農薬・殺虫剤なし
- ミントや天然成分の効果
- ミントの香りがさわやか
- シャンプーで卵・成虫両方に作用
- 価格:セットで38ドル前後
もし、学校からアタマジラミの報告がきたら、お子様に確認がまだできなくても、これを使っておけば安心という毎日使いに嬉しいシャンプー・リンスです。
以来、うちではこれが家にストックされています。
ミントの香りもさわやかでとても気に入っています。
使用感も良く、娘の髪の毛はサラサラでした。
リンスによってブラッシングする時のコームによる通りが良く感じました。
対処法②感染者の身の回りの物を掃除・洗濯
アタマジラミが確認された日から大掃除が始まります!
特に感染者の利用している部屋など、生活している場所を全て掃除・洗濯しましょう。
感染している人の以下の身の回りの物を、共有することで広がることもあります。感染者の衣類と家族との衣類を分けるようにしてください。
※お子様で兄弟がいたりする場合は共有にしないように注意しましょう!
- 寝具
- 衣類
- タオル
- 帽子
- ヘアブラシ
- ぬいぐるみ
上記の物には、成虫がついていることがあるので、洗濯できるものは洗濯をする。
そうでない物⁽ぬいぐるみなど⁾に関しては、大きいビニール袋に入れて仕分けて3日くらい放置しましょう。⁽シラミは血が吸えないと2~3日で死にます。⁾
寝具に関しては、私は、娘が初めて感染をしたときに1週間くらい毎日取り換えました。
また、娘の大量のぬいぐるみたちがベッドにあったので、これらも大きいビニール袋に入れて、仕分けてしばらくガレージに放置していました。
アタマジラミは熱に弱いです。
60℃の熱湯に5分以上浸したりすると死滅します。また、乾燥機にかけることも効果的です。
生活でよく使うスペースは、掃除機を念入りにかけるようにしましょう。
まとめ
アタマジラミに関する基本的な情報、感染した時の対策について私の経験を交えて、説明してきました。
お子様が学校で集団生活する上で、経験する可能性があるアタマジラミの感染症。
早期に発見して、対処するのが一番いいのですが、私の様に、子どもがひどい状況になってから気付くこともありえます。
私は、娘の感染の確認をした日からたまに夢にまでアタマジラミがでてくるくらいでした。
こうして記事を書いてる今も、後頭部がなんとなくむずむずしています。
アタマジラミの駆除が100%できるまで、毎日のように、娘の髪の毛を確認して、洗髪・ブラッシングをしていました。
時には指先で卵をとったりしてしていました。
その光景は、まさに「サルのノミ取り」だったと思います。
娘は座って、本を読み、母親の私はシラミを探す。
シラミ探しの最中に、娘から学校のお友達の話を聞いたり、その日、学校で起こった出来事を教えてくれたり、振り返ると親子の密な時間だったなと思います。
数年後、「あのとき、大変だったねぇ~。」とか思い出話になっていくことでしょう。
アタマジラミ感染の思い出、、、、⁽いらないですね。笑⁾
家族内で、感染者が出てしまったとしても根気よく対処していくのが早めに駆除できるカギになります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事があなたの生活に少しでも役に立ちますように。
では、また「おかえり~」って言ってもらえる日まで。

